現在ご使用中のユニットバスは、設置後何年が経過しているでしょうか。一般家庭にユニットバスが普及し始めた1980年代から1990年代に設置された製品は、そろそろ寿命を迎えています。水漏れやカビなどの発生も気になるところですので、リフォームによって最新の設備へと入れ替えることがおすすめです。最新のユニットバスは、さまざまな機能が追加されていたり安全性が高められていたりと、昭和後期から平成初期にかけての製品と比較すると、その快適性の向上は目をみはるものがあります。
入浴をして身体をきれいに洗うための場所という概念から、総合的リラクゼーション空間へと浴室に求められる役割も時代とともに大きく変化していることも見逃せません。リフォーム工事は既に設置されているユニットバスを解体して新しい製品を組み込むという工事となりますので、解体を伴う工事と比較すると短期間でリフォームが完了します。また価格に関しても普及タイプのベーシックな製品であれば1坪タイプで60万円から70万円前後とリーズナブルです。必要に応じて追加できる装備を選んだり、上のグレードの製品を選んだりすると良いでしょう。
使いにくいまま我慢していると、将来的には段差や床の滑り具合などの危険な状況が発生する場合もあります。最近の製品はバリアフリー設計が基本ですので、安全性にも大きく配慮されています。快適性の確保と安全性の確保という2つの観点からも、リフォームを行うことがベストであるといえるでしょう。