浴室をリフォームする場合には、いくつかのポイントがあります。まず、浴槽には、大きく分けて和式と洋式があります。和式の場合は、腰を下ろしたときに肩までつかるように深めに作られています。洋式の場合は、仰向けの姿勢で入りやすいように広く浅くなっています。
そのため、洋式へと浴室をリフォームする場合には、広い設置スペースが必要になってしまうため、広さがない場合には洋式への浴室リフォームは難しい場合があります。和式と洋式以外にも和洋折衷式や円形、半円形などのバリエーションがあるため、広さや好みなどの合わせて選ぶことが可能です。浴槽の素材としては、繊維強化プラスチックやステンレスのような保温性と耐久性の高いものやバリエーション豊富な人工大理石などもあります。ユニットバスの場合であれば、多くの場合が樹脂系の素材で作られているため、耐水性や保湿性も高く、汚れも落ちやすいメリットがあります。
樹脂系の素材以外にもタイルやステンレス、木製などもあります。また、追い炊きやさし湯機能を追加するためのリフォームを希望する人もいます。冷めたお湯を再度温めるためには、お湯をヒーターやボイラーにより加熱させ循環させることで全体の温度を高める追い炊き方法と熱いお湯を新たに継ぎ足して全体の温度を高めるさし湯の方法があります。特に、家族の入浴時間がバラバラになることが多い家庭の場合には、追い炊きやさし湯、もしくは両方の機能がついているかどうかをチェックしておくことです。